キャリアコンサルタントになるには 受験資格
キャリアコンサルタントの国家資格を取得するための条件や流れをまとめてみました。
キャリアコンサルタントに受験資格はあるのでしょうか。
最短でキャリアコンサルタントになる方法も紹介しています。
キャリアコンサルタントになるには
国家資格であるキャリアコンサルタントになるためには、キャリアコンサルタント試験に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録することが必要となります。
試験を受けるには受験資格があり、国の認定講座を受ける事で受験資格を得られます。その講座は誰でも受けれます。(下で詳しく説明)
キャリアコンサルタントには守秘義務が課せられ、個人情報や相談内容などの秘密が法律上守られます。
また、キャリアコンサルタントでない人は「キャリアコンサルタント」やそれと紛らわしい名称を名乗れません。その他、キャリアコンサルタントは5年ごとに更新を行い、最新の知識・技能を身につける必要があります。
キャリアコンサルタント試験の受験資格
キャリアコンサルタントの試験は誰でも受けれるわけではありません。
以下の要件のいずれかを満たす必要があります。一つ満たせば大丈夫です。
平成30年8月25日現在、厚生労働大臣が認定したキャリアコンサルタントの講習は19あります。
この講座を受講して過程を終了すると受験資格が得られます。
はじめてキャリアコンサルタントの国家資格取得を目指す人は、この認定講座を受講する事が一番の近道です。
大体3ヶ月〜半年で週1回程度通う講座が多いですよ。
>>キャリアコンサルタント講座 比較 【開催都市&地域別場所】
※1 キャリアコンサルティングに係る実務経験について
上記における「経験」に該当するかどうかは、以下のいずれも適合するかどうかという考え方を基準に、個別に判断することになります。
- キャリアコンサルティングによる支援対象者が、「労働者」であること。なお、ここでいう労働者とは、現在就業している方のみならず、現在仕事を探している求職者(ハローワーク等の職業紹介機関に求職の申込みを行っている方、学卒就職希望者等)を含みます。
- 相談の内容・目的が職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上に関するものであること。
- キャリアコンサルティングが一対一で行われるもの、又はこれに準ずるもの(少人数グループワークの運営等)であること(情報提供に止まるもの、授業・訓練の運営そのもの等は含みません)。
平成28年3月までに実施されていたキャリア・コンサルタント能力評価試験の受験資格である養成講座(添付2)を修了した方(平成28年4月から5年間有効)
キャリアコンサルタント国家資格取得の流れ
キャリアコンサルタントの試験を受けるためにはいくつかの要件を満たさなければいけませんが、初心者の方が最短で資格を取得できるおすすめの方法を紹介します。
初心者の方は厚生労働大臣が認定する講習を受ける事が最短の道です。
スクールなどで厚生労働省が示すカリキュラムに基づいた140時間以上の講習を受講、修了すれば実務経験がなくてもキャリアコンサルタントの試験を受ける事ができるのです。
>>キャリアコンサルタントの能力要件の見直し 2020年度版
試験免除について
(受験に際し、どちらかの試験に合格しているかどうかは問いません。)
下記に該当する方は、キャリアコンサルタント試験で該当する試験が免除されます。
1.キャリアコンサルタント学科試験又は実技試験においてどちらか片方の合格者は、合格している試験が免除されます。
2.技能検定キャリアコンサルティング職種の1級又は2級の学科試験、実技試験のどちらか片方の合格者は、キャリアコンサルタント試験の対応する試験が免除されます。
3.平成28年3月までに、キャリアコンサルタント試験と同等以上のものであって厚生労働大臣が指定する試験(平成28年3月まで実施されていたキャリア・コンサルタント能力評価試験等)(添付3)に片合格した方等は、キャリアコンサルタント試験についても対応する試験の合格者とみなされ、対応する試験が免除されます(平成28年4月から5年間有効)。
試験に落ちた場合の受験資格 有効期限
キャリアコンサルタントの試験はなかなか難しいので落ちる事も想定にいれないといけません。
キャリアコンサルタント養成講習を修了した場合の受験資格に有効期限があるか気になるところですが、
国家資格なってからキャリアコンサルタントの養成講座を受けて受験資格を得た場合は有効期限はありません。
これは何度も試験にチャレンジできるということで、安心して養成講座を受けれますね。
(詳しくはキャリアコンサルタントの公式HPで確認してください。)
キャリアコンサルタントになるには まとめ
まずキャリアコンサルタントになる為に、受験資格を得る必要があり、
多くのはじめて資格を取ろうとする人は認定講座を受ける必要があります。
認定講座は2018年2月時点で17講座あり値段も内容も、テキストも教室の雰囲気も違ってくるので自分の通いやすい講座を比較するところから始めましょう!
私自身はまずbrashUp(ブラッシュアップ)という一括資料請求が出来るサイトで、無料の資料請求をし、いくつか説明会もいって講座を決めました。