キャリアコンサルタント 国家資格の難易度は?
キャリアコンサルタントの資格を取りたいと思ったときに、気になるのが合格率や試験の難易度です。
つまりどのくらい資格が取りやすいかということですね。
キャリアコンサルタントは民間の資格でなく2016年4月からは国家資格となったので、資格の重みも変わってきますし、持っていると仕事のキャリアアップや転職、就職に有利になることは間違いありません。
かといって、変な話、難易度が簡単すぎても、その資格をもっている人が多くなれば、あまり意味がなくなってもきますし、難しいところです。
そこで合格率や試験の難易度をしらべたところ、結果からいうと、キャリアコンサルタントの資格は難易度はそこそこあるものの、資格を取りやすい時期でチャンス!と私は考えました。
というのも、今、国をあげて、キャリアコンサルタントの資格を増やそうとしている時期なんです。
2024年までに厚生労働省が10万人を目標として、国家資格化することで計画的な養成と同時に、名簿登録と5年ごとの更新を求めるなど資質の確保を目指しています。
資格を早く取ることも有利
また資格を早く取ることも有利に働くと考えました。
実際にキャリアコンサルタントの資格をもっていて仕事をしている方とお話する機会があったのですが、セルフキャリアドッグ制度がスタートしていることから、
仕事のお話がすごく増えたと聞いたからです。
セルフ・キャリアドック制とは
2016年より、労働者に定期的にキャリアカウンセリングを提供するセルフ・キャリアドック制度がスタートします。この制度を導入した企業は、中小企業で50万円助成金を受け取ることができます。キャリアコンサルタントはこの制度の導入に必須であることから、ますます人材が求められることが予想されます。
また合格率も5割ぐらい(学科&実技両方の第1回〜第3回の試験結果)と国家試験にしては比較的高いのも魅力でした。
ただ、第4回では合格率が21%となったりしていて低いときもありますが最新の10回では55%となっています。
ただ、キャリアコンサルタントの資格は独学では勉強できませんので、初心者は国が指定した19の講座(2020年3月時点)を受け、修了書をもらうことが資格の試験を受ける為に必要となります。
自分も講座を受けましたが、キャリアコンサルタントは国家資格にも関わらず初心者でも、大学や専門学校など行かずに、認定講座を3ヶ月程度(週1の場合)通うと受験資格が得られるのは、良かったです。